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人間福祉学部 稗田 里香 教授が、医療専門誌『患者安全推進ジャーナル』にて、依存症問題から子どもを守るための絵本を紹介

本学の稗田 里香 教授が『患者安全推進ジャーナル Vol.78』に寄稿しました。

稗田教授の研究分野は社会福祉学、ソーシャルワーク、アディクション・ソーシャルワークで、本学では「生と死の福祉論」を担当しています。

今回の寄稿文では、〈 親の依存症問題に傷つく「子ども」の安全を守るために〉と題して『ボクのこと わすれちゃったの?─お父さんはアルコール依存症─』を紹介。この作品は当事者や家族に生じる苦しみに光を当てた画期的なシリーズ絵本「家族のこころの病気を子どもに伝える絵本」の4作目です。

自身の医療ソーシャルワーカーとしての経験に基づいた事例を挙げながら、回復に向けて一歩を踏み出す1つの手段として、本書の活用を勧奨しています。

掲載誌はこちらから

患者安全推進ジャーナルNo.78/第27回「先輩安全管理者が教える 医療安全に役立つこの一冊!」P66より

教員プロフィール

稗田 里香 教授

明治学院大学大学院 社会学研究科 社会福祉学専攻 博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。長年にわたり、医療ソーシャルワーカーとして社会福祉、精神保健福祉が交わる現場に身を置きながら、研究と並行して社会活動に尽力。2014年には日本アルコール関連問題学会にて、第4回河野裕明記念賞(学会賞)を受賞。ソーシャルワーカーを養成する大学でも長く教鞭を執り、教科書や参考書テキストを多く執筆するなど後進の指導も手厚く行っている。