時々Q&Aサイトなどに「通学課程の卒業生と違いはあるのでしょうか?」「通信制大学は大卒とは見なされない。学歴にならないと聞いたのですが?」という質問を見かけますが、それは違います。
日本において、通信制大学(大学通信教育)は、学校教育法に定められた『正規の大学』で、卒業すれば『学士』の学位を取得することができ、通学課程の卒業生と何ら変わりはありません。 では、違いはなんなのか。
大きな違いは言葉の通り『学習スタイル』。
東京通信大学をはじめ、通信制大学は基本的に授業のために通学する必要がありません。そのため日々キャンパスへ足を運ぶ必要がある通学制大学とは、時間の使い方や学び方、キャンパスライフなどが大きく異なる学生生活を送ることとなります。
例えば通学制の場合、授業とは別に平日毎日通学に1時間・準備に30分かかったとします。通信制大学はそれらの時間が全くなくインターネットに接続するだけ。通うための時間のねん出が不要のため、社会人や子供を持つ主婦なども学びやすいのが特徴です。
もう一つ、入学を検討している方にとって大きな違いは『入学試験』。
多くの通信制大学は入試に学力試験を課しません。学びたいと思ったら年齢やブランクなど関係なくチャレンジできるのが魅力です。東京通信大学では入試において学力試験は行いません。アドミッション・ポリシーに基づき、入学希望者の熱意や意欲、これまでの経験や実績を評価できるように、複数の入試区分を設け、広く入学希望者を受け入れています。