学生・卒業生の声

授業がきっかけで親友に。子育て&仕事を続けながら、卒業と同時に社会福祉士を取得!再入学で、ダブルライセンスを目指します!

鈴木 真弓さん (54歳
町田 扶美子さん (42歳
人間福祉学部
人間福祉学科 社会福祉コース
〈鈴木さん:写真左〉東京都在住/介護保険認定調査員在住
〈町田さん:写真右〉埼玉県在住/介護支援専門員
  • 卒業生
  • 子育てしながら
  • 仕事・家庭の両立
  • リカレント教育
  • 資格取得

2022年3月に東京通信大学を卒業し、社会福祉士国家試験に合格した鈴木さんと町田さん。精神保健福祉士とのダブルライセンスを目指して、4月から精神保健福祉コースへ再入学(3年次編入学)しました。気の置けない友人関係ですが、知り合ったのは東京通信大学に入ってからだそうです。
再入学後も互いに励まし合いながら学びを深めています。

卒業生でもあり、現役学生でもある2人に、オンライン授業での学び方や国家資格試験の勉強、授業の思い出など、東京通信大学ならではのキャンパスライフを伺いました。

  • 社会福祉士試験・精神保健福祉士試験の受験において、いずれかの有資格者は共通科目が免除されます。どちらも取得しダブルライセンスになると、活躍できる機会が広がります。
Q

本学で社会福祉士を目指したきっかけを教えてください。

A
鈴木さん

訪問介護や介護認定調査員など福祉の仕事をするうちに、もっと多くの知識が必要だと思うようになりました。そんな折に友人から、社会福祉士の資格取得と東京通信大学をすすめられました。仕事や家族の介護もあり通学は難しかったのですが、オンラインで学べて、学費が安いことは入学の大きな決め手になりました。

町田さん

私も介護支援専門員(ケアマネジャー)として働いてきて、10年以上前から社会福祉士の資格を取りたいと考えていました。ただ、通信制の大学でも通学を重視するところが多くて、子どもがもっと大きくならないと難しいとあきらめていました。
オンライン授業が充実している東京通信大学を知り「資格が取りたい」という一心で入学しました。

Q

オンラインでの学習方法について、工夫している点を教えてください。

A
鈴木さん

講義動画は、台所で家事をしながら繰り返し視聴しています。

小テストはスキマ時間に受けて、その際に小テストの画面を書き写してノートにまとめます。できる限り、小テストは最大限の3回受けるようにしています。毎回違う問題が出てくるし、出題される項目は重要だからテストに選ばれているはずなので。3回とも10点満点を目指しています!

その後、単位認定試験の1週間前ぐらいに、マーカーでラインを引いて見直し。知識の定着を確認して復習します。休日のまとまった時間を充てています。

新しいというわけではないけれど、これが個人的に一番しっくりくる方法で。最初の入学時から、ずっと続けています。私は卒業要件の単位数を大きく超えて、156単位を取ったので、卒業する頃には、紙の束がかなり厚く積み上げるようになって、部屋に置くのも大変でしたが、「やりきった!」という感じです。

  • 小テストは講義1コマごとに、最大3回まで受験できます。
Q

大学で友人ができたことで、大学生活が変わったと思いますか?

A
鈴木さん

はい。友人ができる機会に恵まれて、本当に良かったです。

町田さんは介護支援専門員として働いていて、私が介護認定調査員。2人とも介護支援専門員の資格を持っているという共通点があって。話をしているうちに、仲良くなりました。実は私、インターネット関係が弱くて。入学した当初は、不安でしかなくて。今も似たような感じですが……町田さんに頼っています……!

町田さん

通信制だと、友達ができないと思っていたんですよね。私もパソコンが得意ってほどでもないですが、割と好きでやっている部分もあって。自然と「一緒にやろう!」と。授業は別々に受けますが、今でも授業の感想を報告したり、情報交換したり。友達になれて良かったと思っています。

Q

国家試験の勉強はどのように進めていましたか。

A
鈴木さん

ほとんどの単位を3年次までに取り終えて、4年次は実習と国試の勉強でした。時間があれば、過去問をひたすら解く、という毎日でした。

町田さん

2人で「合宿」と称してホテルに泊まって勉強したり、お気に入りの場所で朝から夜まで遊びつつ、待ち時間に勉強したり。楽しみながら、気分を変えて勉強することも意識していました。

鈴木さん

私は、もし1人でやってたら行き詰まってしまったかも。普段から、「町田さんもやってるな」ってわかるから「もうちょっと頑張ろう」と思えたし。

町田さん

試験が近づいてきたら、毎日のようにスマホで連絡をとりあい、情報共有を図っていました。時には、スマホの通話アプリでスピーカーをオンにして各自で問題を解いていって、わからないところを互いに質問するとか。

鈴木さん

社会福祉士の試験は出題範囲が広くて難しいので、とにかく必死でした。試験の1週間前には「過去問7年分・1047問をノーミス回答」チャレンジに成功して。「これなら絶対大丈夫!」という気持ちでした。

2人で一緒に勉強したので「これだけやって、町田さんも受からないわけがない!」と思っていました。

町田さん

国試の直前に、個人的に色々なことが重なって、かなり弱気になってしまって。鈴木さんが、試験前と午前試験の終了直後に「絶対大丈夫!受かるよ!」とメッセージをくれたんですよ。大学の先生方からの応援も、もちろんうれしかったのですが、一緒に勉強を乗り越えてきた友達の声は、本当に心強かったです。

Q

精神保健福祉コースへの再入学を検討したのは、入学後のことですか?

A
鈴木さん

はい。学ぶうちに、興味がどんどん広がって。福祉の学びを深めたいと強く思うようになりました。色々な先生方が授業の中でも折に触れて、精神保健福祉士のことを熱く伝えてくださったのも大きいです。

町田さん

私も先生から伺ったのがきっかけですね。「ダブルライセンスもありかな?」って。履修相談のタイミングで、詳しく伺いました。

鈴木さん

入学したときは資格を取ることが目的でしたが、学ぶこと自体がすごく楽しくなってきて。それから、職場で英語を学んでいる人がいると知り、一緒に勉強することに!学んでいる科目は違っても、声を掛け合うなど互いに頑張ることができました。大人になっても、友達と勉強するっていいですね!

Q

入学する前と比べて、ご自身の変化があれば教えてください。

A
町田さん

ものの見方が変わりましたね。色々な考え方を知って、色々な角度で物事を見ることができるようになりました。視野を広げられたと思います。
自分が入学したとき、子どもたちが中学生と高校生だったのですが「大人になっても自分のやりたい夢を叶えることができるよ!」という姿を見せることができたのは大きいです。「社会に出てからでも大学に入って学ぶことができるんだ」と子どもたちに胸を張って言えることです。また、自分の中での自信にもつながっています。

鈴木さん

専門科目以外にも色々な授業が受けられたのが良かったです。学ぶ姿勢や考え方、人との接し方などを、身をもって学べました。毎日の過ごし方、心のありようも変わったと思います。

私の子どもには障害があって、その子との関わり方で悩んだこともあったけれど、「このやり方で間違いなんてなかったな」と再確認したことも。

資格取得はうれしいですが、それ以上に生きていく上で大切な力が身についたと実感しています。

東京通信大学を検討中の皆さんへ、ひと言どうぞ!

町田さん

社会に出てから大学で勉強するだけでなくて、一緒に勉強できる友人・仲間ができると、自分の世界がもっと充実します。スクーリングや現実で出会えたり、SNSで繋がったり、自分の世界を広げるきっかけを見つけられると思います。

鈴木さん

私は生きている限り、すべてのことに可能性があると信じています。東京通信大学での学びは、必ず自分を成長させてくれる一生の宝物になると思います。目標を達成した自分を想像し、一緒に努力していきましょう!

※記載内容はすべて2022年9月取材当時のものです。