学生・卒業生の声

大卒資格と同時に精神保健福祉士国家資格を取得。一生を捧げたいと思う仕事に出会えました!

祖父江 さん (36歳
人間福祉学部
人間福祉学科 精神保健福祉コース
(2023年3月卒業)
愛知県在住
医療法人職員
  • キャリアアップ
  • 卒業生
  • 仕事・家庭の両立
  • 資格取得
Q

精神保健福祉士の資格を取得しようと思ったきっかけは何でしょうか。

A

きっかけは、知人がうつ病と社交不安症を患って精神科デイ・ケアに通い、専門職(精神保健福祉士)との関わりの中で回復する過程を見たことです。

病気を受け入れ、乗り越え、希望や目標を持って生活や人生を充実させようとする姿に、人が持つ可能性を感じ、心を打たれました。

回復の過程を支える精神保健福祉士は、自分の一生を捧げる価値のあるものだと感じたため、資格取得を決意しました。

Q

資格取得に向けて、通信制の大学を選んだ理由、中でも東京通信大学を選んだ決め手を教えてください。

A

通信制の大学なら、時間の制約がなく好きな時間に学べるからです。社会人のリスキリングにはもってこいの学びの形態だと思います。

東京通信大学を選んだのは、在学生からの評判が良かったことや、『@ROOM』(アット・ルーム)などの先進的なオンライン受講システムに惹かれたからです。

精神保健福祉士取得のために福祉系の大学へ通学するのは、家族もいるため時間的・金銭的にハードルが高いと思っていましたが、東京通信大学は通信制のうえ、他の学校と比べても費用対効果が高かったのが決め手です。

また、教養科目にも興味があり、心理学、社会学、経済学など、プラスαで学びたいと思っていた学問に触れられるのも入学の動機の一つでした。

Q

実際入学し、学んでみた印象はどうですか?オンラインの学びで良かったこと、大変だったことがあれば教えてください。

A

良かったことはたくさんあります。オンライン学習支援システム『@ROOM』の機能性と講義内容の質が高く、教員が熱心で手厚い学生サポートがあり、安心して学ぶことができました。

大変だったことは、自ら講義や課題に取り組む習慣をつけることでした。入学後、数ヶ月は移動時間や朝起きてすぐなど、日常生活に勉強を組み込む工夫をしました。習慣化するまでは、授業動画の視聴に追われていたような気がしますが、授業が面白く、学びたい分野だったので、次第に生活の一部になりました。

オンライン学習には、メリットとデメリットの両方があると思いますが、私はオンライン学習で多くのことを学び、成長することができたと思っています。 東京通信大学はほとんどがオンラインで完結する方式のため、外出先で学べるのも大きなポイントでした。
紙でレポートを提出するような学習方法だった場合、卒業は難しかったです。

Q

資格取得について自分なりに工夫した点を教えてください。

A

講義動画と配布資料の質が高いため、集中して講義を受け、試験勉強をすることで自然と国家試験※に合格する力が身についたと思います。

試験直前で一番効果的だったのは、5年間の過去問を解説付きで解くこと。90%以上正解できるようになり国家試験に合格できると感じました。

東京通信大学では通常の授業の他にも国家試験対策のコンテンツなどもあるので、活用することでより確実に合格を目指すことができました。

Q

特に印象に残っている授業を教えてください。

A

病院実習が強く印象に残っています。

医療法人に勤務していますが、普段接しない急性期や慢性期の患者様と接する機会がありました。
ある患者様はカルテに、若き日に地域で生き生きと生活する姿が記されており、現状とのギャップに衝撃を受けました。

支援方法についての思いを先生に打ち明けると、真摯に受け止めてくださり、ソーシャルワーカーが持つべき基本的な価値観に立ち戻ることができました。

また、私は医療や福祉にかかわる人間としてはキャリアが浅く、悩むことが多かったのですが、実践経験豊富な先生方が親身になって相談に乗ってくださり、頼もしく感じました。

Q

入学前と比べた成長や変化、今後の人生においてチャレンジしてみたいことを教えてください。

A

誰に強制されることもなく4年間をやり抜いたということが自信につながっています。

制度や仕組みを体系的に理解できたことで、実際の支援現場で提供できる選択肢が格段に多くなりました。学習内容が即実践で使えるという環境でしたので、以前と比べて支援スキルはかなり向上したと思います。

また、教養科目では視野が広がり、興味のある社会学や心理学などは趣味として卒業してからも学習を継続しています。

今は、誰もが安心して過ごせるコミュニティを作ることが目標です。何か悩みがあった時にいつでも相談でき、助け合える仲間を持つことができる地域に溶け込んだネットワークを構築したいです。

本学への入学を検討している方へ、メッセージをお願いします。

様々な大学をご検討されていることと思います。
私はフルタイムの仕事を続けながら東京通信大学を卒業し、国家試験に合格、そして一生を捧げたいと思う仕事に出会いました。

それは東京通信大学の教育システムが優れており、社会人にとって負担の少ないものだったからです。

また、システム面だけではなく授業内容も充実しており、毎年改善が加えられ進化しているのを感じました。教員の方々も他大学で腕を振るわれた権威のある先生から、地域の最前線で実務経験を豊富に積まれた先生まで多様な方が在籍されています。

通信だから繋がりが薄いのではないか?と思われがちですが、学生のやる気に応えてくれる熱意のある先生が多いです。
東京通信大学で4年間過ごした者として、自信を持って入学をおすすめします。

※記載内容はすべて2023年4月取材当時のものです。