学生・卒業生の声

仕事や家事と両立して学び、卒業と同時に社会福祉士資格を取得。さらに頼られる支援者を目指します!

 しのぶさん (51歳
人間福祉学部
人間福祉学科 社会福祉コース
(2022年3月卒業)
神奈川県在住
地域包括支援センター職員
  • 卒業生
  • 仕事・家庭の両立
  • 資格取得
  • キャリアアップ
Q

入学前から福祉の仕事に就いていたそうですが、社会福祉士を目指したきっかけはありましたか?

A

介護職を長く続けてきましたが、高齢者施設の生活相談員の仕事に移ってから「相談対応」という形で人々を支援する仕事に魅力を感じていました。
また私は、当事者家族として様々な機関に相談をしてきた経験もあります。支援者・相談者両方の経験や感じた想いを活かして、更にステップアップしたいとの思いが芽生え、資格の取得を目指しました。

Q

資格取得に向けて通信制大学を選んだ理由、中でも東京通信大学を選んだ決め手を教えてください。

A

仕事や家事、子育てと学びを両立出来るかどうかを最優先で検討したところ、継続するには、長い期間をかけても日々の負担が少ない通信制大学が良いと思いました。

決め手になったのは、「スマホが大学になる」という東京通信大学のCMです。「これなら自分でも出来るかもしれない」と思いました。

Q

卒業と同時に国家試験に合格されていますが、在学中はどのように取り組んでいましたか?

A

実習前に卒業要件の単位を大体取れるような履修計画を立て、国試の勉強では、スキマ時間にひたすら過去問を解いていました。

また学期ごとに、大まかな週間スケジュールを立てていました。
1日単位で細かな計画を立てると、計画通りに進める事が難しくなるので、「1週間をかけてここからここまでやろう」と決めて取り組んでいました。
時間が取れる日は多めに学習し、取れなければやらない。そう決めて、7日の間で調整していました。

1日の学習時間に関しては、休みにまとめてやろうとすると焦るし、飽きるし、眠くなるし……というわけで、家事をしながら毎日少しずつ講義動画を視聴していました。仕事や家事が終わって夜遅くから勉強を始めても、疲れて眠くなり、集中力も続かないので。

私の場合は、まとめて長い時間かけてじっくり取り組むよりは、スキマ時間を見つけては1コマずつ、ちょこちょこと学習していることが多かったです。

Q

資格取得にあたり「東京通信大学で良かった」と思ったことはありますか?

A

社会人で、主婦で、母親の私でも学びを継続できたのは、(いつでも・どこでも、スキマ時間を活用できる)東京通信大学の学びのスタイルがあったからこそだと思っています。

Q

大学生活を送る中で、思い出に残っていることを教えてください。

A

コロナ禍のため、スクーリングがほとんどオンラインになったことは残念でしたが、スクーリングで同じクラスになった方とSNSでつながり、色々と相談することが出来て心強かったです。

仕事をしながら学んでいると、想像以上に過酷なこともありましたが、同じように仕事をしながら頑張る仲間がいることは、勉強を続ける原動力になりました。

Q

卒業を迎えるにあたり、入学前と比べた成長・変化を感じていることを教えてください。

A

4年間頑張って、社会福祉士になることができたことは大きかったです。諦めずに頑張れば結果を出すことが出来るのだと自信がつきました。今後、何か困難なことにぶつかっても、4年間頑張った経験や自信が、自分を助けてくれると思っています。

(22年度の)東京通信大学のCMで「人は、学びで、変われる。」というメッセージを見て、「まさに自分のことだな」と。学びによって、新たなスタート地点に立てたのだと思います。

Q

今後、社会福祉士として目指したいことを教えてください。

A

在学中、実習指導者の方から聞いた「社会福祉士は(資格を)取った瞬間に社会福祉士になってしまう」という言葉の意味が、今になってわかるようになりました。
私の働く地域包括支援センターは、地域福祉の拠点です。そこに配属された社会福祉士には、個人の経験や技量に関係なく高い専門性が要求されます。
今の私はまだ知識も経験も全く足りていませんが、これからさらに経験を積んで、私が関わったことで「良かった」と思ってもらえるような支援者になりたいと思っています。

入学を検討している方へメッセージをお願いします!

仕事や家事、何かをしながら学び続けることは大変ですが、頑張った経験は自分の財産になります。
一度きりの人生だから、やりたいことがある方は是非チャレンジしてください。人生100年時代なので、まだ私は折り返し地点。私自身もチャレンジを続けていきたいです!

※記載内容はすべて2023年4月取材当時のものです。