学生・卒業生の声

海外から受講し、目標の4年間で卒業!コロナ禍でも計画通りに卒業できたのは、オンライン完結の東京通信大学だったから

三宅 真妃さん (48歳
情報マネジメント学部
情報マネジメント学科 IT・情報システムコース
(2023年3月卒業)
マレーシア在住
会社員
  • リカレント教育
  • 卒業生
  • 海外で学ぶ
  • 仕事・家庭の両立

卒業おめでとうございます。
三宅さんは在学中にもインタビューを受けていただきました。

海外での永住を考えていた三宅さんは、就労できる永住権を取得するには学士が必要とわかり、大学探しを開始。インターネット上ですべて完結できる東京通信大学に魅力を感じて入学しました。今回は、在学中に続き2回目のインタビューです。

Q

コロナ禍をはじめ、世界情勢の移り変わりがありました。海外(マレーシア)在住の学生として変化はありましたか。

A

東京通信大学は、授業の進捗確認や質問をはじめ単位認定試験など、もともとオンラインで完結できるプログラムでしたので、学ぶ環境に変化がなくてありがたかったです
一方で周囲には大きな変化があり、私が住んでいるマレーシアでは、コロナ禍の初めの2年間は非常に厳密な外出禁止政策が取られたので、子どもの学校もオンライン授業となりました。

仕事と学業に加えて子どものサポートも必要になりましたが、学校のありがたさや先生の偉大さにあらためて気付かされつつ、子どもの普段の授業の内容や様子をつぶさに見ることができて興味深かったです。

そして、マレーシアは多民族国家でいろいろな国の人が集うHUBのような国なので、街を歩くと難民として逃れてきたミャンマーの人たちや、昨年ウクライナ侵攻が始まってからはロシアの人が増えた等気づくことがあるのですが、その折には大学の多文化共生の授業で習ったことが頭をよぎり、私達は今まさに激動する生きた歴史の中に生きているということをあらためて実感したりしています。

Q

入学前にプログラマとして働いた経験があるそうですが、東京通信大学でのプログラミング授業はいかがでしたか?

A

「プログラミング演習」は、正直私にはレベルが少し高めで、課題の提出に毎回苦しんだものの、その分充実感がありました。

独学でプログラミング言語を学び、ある程度のコードを書けるようになることはできますが、大学の授業では、そのプログラミング言語の書き方だけでなく、コンセプトや哲学、作られて使われるようになった経緯や背景までを学びます

一見迂遠な知識のように思えますが、より理解してその言語を使えるようになりますし、他の言語やシステムへの学びにもつながります。
結果的に、何倍もの広い世界を手に入れることができるのではないでしょうか。
体系的に学ぶことの意義を、東京通信大学の授業で実感しました

Q

仕事と家庭の両立を続けるために、心掛けていたことはありますか?

A

東京通信大学での目標は2つありました。
4年間で卒業する、卒業まで一定(GPA3.5)以上の成績を維持することです。

そのために4年間で卒業するためのスケジュールを作り、実際の講義やテスト期間などが始まってからは、現状に合わせて修正をしながら、基本的にそのスケジュールを守るようにしてきました。

そのおかげか、スケジュール管理が習慣になり、段取りが良くなったというか、時間を調整する能力がアップしたかもしれません。

学期が始まると、平日の通勤時間と会社の昼休み、それから帰宅後に子供が帰ってくるまでの時間に受講、小テストは土曜にまとめて片付けて、日曜は子供と遊びに行く、という感じの1週間でした。

大学生活を送る上で4年間、多大な協力をしてくれた家族のありがたさにあらためて感謝しています。

Q

学習方法など、自分なりに工夫した点を教えてください。

A

東京通信大学では、授業動画の他に、先生方が作成してくれる講義資料をダウンロードすることができます。講義中にノートを取るときは、PDF編集ソフトを使ってこの講義資料に直接書き込んでいました。こうしておくとノートの内容も資料と一緒にPC上で後から検索できるので便利でした。

小テストは、やはり要点になる内容が出題されていることが多いので、受験上限回の3回まで繰返し受けて、内容を別途まとめておくのがおすすめです。単位認定試験の際には、この小テストの内容をまとめたものと、ノートを書き込んだ講義資料をざっと復習していました。これらは、試験を受ける際にも参照することができます。
ちなみにこれらのノートや資料はGoogleドライブ上に保存し、どこからでも参照できるようにしておくと、復習したいときに場所を選ばずいつでも見ることができます。

また、学生主催のプログラミングワークショップの場も活用していましたが、先生の柔らかいお人柄や他の学生との和気あいあいとした交流があり、大変楽しかったです。

Q

今後の人生においてチャレンジしてみたいこと、目標は何でしょうか。

A

目標は、数年後にはどこの国でも暮らせるようにすることでしょうか。
今の時代は非常に流れが速く、先に何が起きるかわからない世界になっています。
経済的にも能力的にも、その都度柔軟に対応できるような環境を作ることに取り組んでいきたいと思います。

チャレンジしてみたいのは、海外で働く親子向けのサービスを作ることです。
「小1の壁」ではありませんが、子供のアフタースクールの時間をどうするかというのは国外においても切実な問題です。親の仕事が終わるまで子供が充実した時間を過ごせるようなサービスを作れないか、と考えています。

Q

海外で学ぶ学生や海外移住を考えている方に向けて「やっておいて良かったこと・やっておけば良かったと思うこと」があれば教えてください。

A

日本にいる内にやっておいて良かったことは、私の場合は着付けでしょうか。

元々和服が好きだったので着付けも習っていたのですが、国外ではイベントやちょっとしたパーティなどで浴衣や着物を着る機会が多く、そんな時にささっと自分で着られたり、家族や他の人に着せることもできるので、意外と重宝しました。

ちなみにライフハック的なこととして、本籍を両親や親戚などと同じ居住区に移しておく、というのもやっておけばよかったなと思うことでした。
国外にいると、戸籍謄本が必要になることがしばしば発生します。その場合は手配を国内にいる人にお願いしないといけないのですが、遠方に本籍地があるとそれも難しくなってしまいます。
というわけで、国内にいる内に準備しておくと後が楽になるかと思います。

本学への入学を検討している方へ、メッセージをお願いします。

東京通信大学は場所や時間に縛られずに、充実した教育プログラムを自分自身のペースで学ぶことができる学習環境を備えた大学です。
働きながらでも、家庭があっても、外国にいても、私は自身のペースで大卒資格が取得できました。

また、大学卒業資格を得るなど自分に対する投資としても、費用対効果の高さが素晴らしくて大変おすすめです。
10年後の「なりたい自分」をシミュレートしてみて、そこへ東京通信大学でできることを組み入れて考えてみてください。

きっと、自分自身の興味やキャリア、勉強したいと思っていたことなどを見つめなおして、新たな目標を設定するきっかけになってくれると思います。

※記載内容はすべて2023年4月取材当時のものです。