お知らせ

11/21(土)東京通信大学 2026年度公開講座<情報マネジメント学部>

イベント

東京通信大学では、本学の教育や研究を広く一般の方々にも知っていただく場として、「公開講座」を毎年開催しています。
今年度は、2026年11月21日(土)13:00から情報マネジメント学部の公開講座を開催します。

私たちは物事をどう理解し、判断しているのか。
AIと人間の関係や知能の本質、対話、平和をテーマに、人間の認識が社会や世界の見え方に与える影響を考察します。
オンラインなので全国はもちろん、海外からでも参加可能。本学の学生のみならず、興味のある方はどなたでも無料で参加できます。初めての方も歓迎です!

公開講座 概要

「主観が創り出す世界」

  • 開催日時:2026年11月21日(土)13:00~17:00
    ※入室開始12:45~
  • Zoomウェビナーによるオンライン配信
  • 参加料:無料
  • 当日申込み可能

 

プログラム

13:00
『人はなぜエージェントに心を感じるのか HAI 研究のトレンドと可能性』

私たち人は、ロボットやキャラクターに、意図や感情があるかのように接することがあります。本講演では、人とエージェントの相互作用を研究するHAI の考え方を、事例からご紹介します。裸眼立体ディスプレイ上のオンスクリーンエージェント、生成AIによる議論支援、協力ゲームなどを通して、エージェントが人の認知や行動、コミュニ
ケーションに与える影響と今後の可能性についてお話します。

峯岸 朋弥 講師
筑波大学大学院 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 知能機能システム学位プログラム 博士後期課程 修了。博士(工学)。専修大学ネットワーク情報学部助教を経て現在に至る。ヒューマンエージェントインタラクションやSFプロトタイピングの研究に従事し、専修大学、日本大学で教鞭を執るほか、慶應義塾大学、日本大学研究員として教育・研究活動にも携わる。専門はヒューマンエージェントインタラクション、ヒューマンインタフェース。

14:00
『何が人工知能と呼ばれるか』

2022年11月30日にChatGPT が一般公開されたことで、世界中で生成AIのブームが起き、その波は現在に至るも社会に多大な影響を与えています。その一方、かつてはAIと称されていたシステムがAIとは呼ばれなくなる事象も起きています。このような技術と社会の変遷の流れを踏まえ、AIとは何か、その対比として人間の知能とは、知的とされる事物は何なのかについて考察します。

長沼 将一 助教
東京都立大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 修士課程修了。修士(工学)。青山学院大学 総合研究所、青山学院大学 非常勤講師、山形大学 教育企画室などを経て、東京通信大学 設立準備室に参画。インストラクショナルデザイナーとしてカリキュラム開発に携わる。

15:00
『「いいえ」のはずが「はい」に変わるとき』

「いいえ」と思っていたのに、会話の終わりには「はい」と答えていた。その答えは、いつ、どうして変わったのでしょうか。
本講演では、家族や友人、職場、買い物などの身近な会話の中で、相手の言葉、自分の感情、人間関係への配慮が判断にどう関わるかを考えます。会話で相手が与えるのは情報です。自分が何を得ようとし
て選んだのかを振り返り、必要な答えを選び直す手がかりを紹介します。

角尾 幸保 教授
中央大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻修了。博士(工学)。コンピューターサービス株式会社、日本電気株式会社に勤務、NEC中央研究所にて暗号の研究開発に従事。早大理工卒、NEC留学制度により北陸先端大修士、中大博士修了。東京電機大学 CySec講師、WGIプラクティカムスーパーバイザー。日本選択理論心理学会 選択理論心理士。日本心理学会認定 認定心理士。日本セキュリティ心理学会理事。

16:00
『世界平和はいずこに?:アメリカの外交政策と武力介入の歴史を通してみる平和の幻想』

ソ連崩壊後、スティーブン・ピンカーをはじめとする政治学者たちは、民主化や相互依存の進展により大規模の戦争は「時代遅れ」になり、世界は持続可能な平和を達成したと論じました。しかし、近年のウクライナやイランでの戦争はその予測の誤りを示しています。本セミナーでは米国の外交政策と軍事介入の歴史を紐解き、戦争が人間の本性や利益追求ではなく政治体制の「副産物」として生じる構造を明らかにし、平和維持の難しさを考察します。

Chrystopher Kim 准教授
ボストン大学院コンピュータ情報システムセキュリティー専攻修士修了。海軍大学院東アジア安全保障研究専攻修士修了。一橋大学大学院国際・公共政策修士、同大学法学・国際関係博士課程修了。修士(コンピュータ情報システムセキュリティー、東アジア安全保障研究、国際・公共政策)。博士(法学)。米国海軍・空軍においてITネットワーク管理、国際関係、サイバー政策に従事。NATO・自衛隊・韓国軍等のサイバー政策アドバイザーを歴任。専門はサイバーセキュリティ、サイバー協力、アメリカ外交政策、東アジア安全保障。