東京通信大学では、本学の教育や研究を広く一般の方々にも知っていただく場として、「公開講座」を毎年開催しています。
今回は、2024年11月9日(土)13:30から「人間福祉学から考えるくらし2024 “ほんとうにしっている?あなたの身近な人々のくらし”」と題して、ハンセン病問題やアディクションを取り上げます。国立ハンセン病資料館の学芸員・牛嶋渉氏にゲストスピーカーとして登壇いただき、人間福祉学部の教員2名による講演も行います。
なお、それぞれの講義のなかで、受講者との質疑応答の時間も設ける予定です。
本公開講座は「Zoomウェビナー」でのライブ配信になります。国内・海外問わず参加が可能です。
また、本学の学生だけでなく、内容に興味のある方はどなたでも無料で参加できます。
初めての方もお気軽に参加ください。
希望者は「参加申込みはこちら」より事前登録の上、参加ください。
公開講座 概要
- 開催日時:2024年11月9日(土)13:30~15:20 ※入退場自由
- 実施方法:ライブ配信(Zoomウェビナー)
- 参加料:無料
当日のプログラム(予定)
時間 | 内容 |
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13:30-13:35 | 開会の挨拶 |
13:35- | ハンセン病問題を考える/国立ハンセン病資料館事業部社会啓発課 学芸員 牛嶋 渉【ゲストスピーカー】 |
14:25- | ハンセン病療養所における妊娠・出産・養育 ~奄美和光園での取り組みの検証~/小倉 常明(人間福祉学部 准教授) |
14:50- | アディクション(依存)~生きづらさの自己治療~ /稗田 里香(人間福祉学部 教授) |
15:15-15:20 | 閉会の挨拶 |
時間 | 13:30-13:35 | 開会の挨拶 |
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時間 | 13:35- | 講義1 | ハンセン病問題を考える/国立ハンセン病資料館事業部社会啓発課 学芸員 牛嶋 渉【ゲストスピーカー】 |
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時間 | 14:25- | 講義2 | ハンセン病療養所における妊娠・出産・養育 ~奄美和光園での取り組みの検証~/小倉 常明(人間福祉学部 准教授) |
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時間 | 14:50- | 講義3 | アディクション(依存)~生きづらさの自己治療~ /稗田 里香(人間福祉学部 教授) |
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時間 | 15:15-15:20 | 閉会の挨拶 |
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講義1
「ハンセン病問題を考える」
講義概要
ハンセン病問題は国による過ちと社会の偏見差別によりハンセン病を患った方とそのご家族が深刻な被害をうけた人権課題です。ハンセン病と日本人の関りの歴史、人権侵害や偏見差別の実例を紹介し、問題解決と同じ過ちを繰り返さないために私たちにできることを考えましょう。
ゲストスピーカー
牛嶋 渉(国立ハンセン病資料館 社会啓発課 学芸員)
<プロフィール>
2020年10月より、国立ハンセン病資料館に勤務。事業部社会啓発課に配属となり、ハンセン病問題の普及啓発を目的とした講演やイベントの企画運営、収蔵資料の管理などを主な業務としている。
講義2
「ハンセン病療養所における妊娠・出産・養育~奄美和光園での取り組みの検証~」
講義概要
ハンセン病患者は、らい予防法による「隔離収容」と、旧優生保護法による「強制不妊」という、耐え難い生活を強いられました。そうしたなかで、奄美大島にある奄美和光園では、妊娠・出産、また産まれた子どもを養育することも可能でした。十数回の訪問調査等から、奄美和光園を地域性、宗教性、規範性の3つの視点で検証していきます。
小倉 常明(人間福祉学部 准教授)
<プロフィール>
淑徳大学大学院 社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 修士課程修了。修士(社会学)。特別養護老人ホーム生活指導員(現:生活相談員)、医療ソーシャルワーカー、社会福祉協議会職員として勤務した後、社会福祉全般・ボランティアの分野について各種学校、大学等で教鞭を執り、現在に至る。社会福祉士、大型自動車免許、船舶免許取得。
講義3
「アディクション(依存)~生きづらさの自己治療~」
講義概要
「自己責任」「意志が弱い」「自業自得」などとレッテルを貼られやすいアディクション(依存)が、実は、「生き延びるために必要な自己治療である」というとらえ方に変わってきていることをご存じでしょうか。講義では、最近のアディクションのとらえ方や回復のための支援などについてわかりやすくお話しします。
稗田 里香(人間福祉学部 教授)
<プロフィール>
明治学院大学大学院 社会学研究科 社会福祉学専攻 博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。長年にわたり、医療ソーシャルワーカーとして社会福祉、精神保健福祉が交わる現場に身を置きながら、研究と並行して社会活動に尽力。2014年には日本アルコール関連問題学会にて、第4回河野裕明記念賞(学会賞)を受賞。ソーシャルワーカーを養成する大学でも長く教鞭を執り、教科書や参考書テキストを多く執筆するなど後進の指導も手厚く行っている。
参加の手順
このページの「参加申込みはこちら」からを押下、フォームに必要情報を入力し送信。
自動返信されるメールは当日まで必ず保管ください。
当日は、自動返信メールに記載のあるURLから参加ください。
周りの声が聞こえない静かな場所、安定したインターネット環境下での参加をお勧めします。
参加についてのお願いとご注意
- 当日まで申込みを受付けておりますが、事前登録制のため時間には余裕をもって申込みください。
(キャンセル時の連絡は不要です)
- PCで参加する場合は、インターネットブラウザからアクセス可能です。
スマホ・タブレットで参加する場合は、事前にZoomアプリ(最新版)のダウンロードをお願いします。
iPhoneを利用の方はコチラ
Androidを利用の方はコチラ
- 動画での通信が発生しますので、Wi-Fi接続での視聴をお勧めします。
- 声が聞き取りにくい場合に備え、イヤホンを用意しておくと良いでしょう。
- zoomのウェビナーを使用します。zoomの利用規約とプライバシーステートメントに同意の上申込みください。
- 会場のインターネット回線状況等により、映像や音声が乱れる場合があります。状況によっては、再接続して再開する場合があります。
- 参加者側の接続状況により接続が不安定になる場合、また、参加途中でネット接続が切れてしまった場合は、速やかに再接続をお願いします。
- 本公開講座の内容は著作権保護の対象となります。無断での転載・複製・配布を禁止します。
また大画面に投影する等の方法により複数人で受講することはお控えください。
(キャンセル時の連絡は不要です)
スマホ・タブレットで参加する場合は、事前にZoomアプリ(最新版)のダウンロードをお願いします。
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また大画面に投影する等の方法により複数人で受講することはお控えください。
<問合せ先>
E-mail.kokaikoza@internet.ac.jp