学生・卒業生の声

海外赴任をしながら経営とITを学んだ4年間。実務ですぐに活かせる学びを身につけて昇進を果たしました!

阿部 信幸さん (46歳
情報マネジメント学部
情報マネジメント学科 マネジメントコース
メキシコ在住
会社員
  • 卒業生
  • 海外で学ぶ
  • 仕事・家庭の両立
  • キャリアアップ
Q

勤務先で30年近いキャリアを積まれていますが、なぜ学び直しを考えたのでしょうか?

A

仕事を続けるうちに、自分に足りていない部分があると気づいたからです。
自動車関連の製造業に従事してきましたが、変化のスピードが増している世の中に比べ、自分が変化についていけないのではと不安に感じていました。
体系的に学び直すことで足りない部分を埋め、実務経験にプラスできることを模索したいと思いました。

Q

東京通信大学を選んだ理由を教えてください。

A

今後は経営に関わりたいと考えていたので、経営はもちろん、どの業界でも必要とされるITについて学べることが魅力でした。さらに海外へ転任する可能性もあり、100%オンラインで完結できることも必要でした。実際、卒業までの4年間でフィリピン・メキシコと転任が相次ぐ中でも学び続けられて、良かったと思います。また、学費が他の大学に比べて安かったことも決め手になりました。

Q

仕事をしながら学習を進める上で、気をつけていたことはありますか?

A

意識的に時間を捻出する努力をしました。
実は、1年生の2学期に「初級プログラミングⅡ」の単位を落としています。必修科目だったので、卒業できるか不安になったのを覚えています。それからは、ギアを2つ上げる気持ちで取り組むようになり、テレビを観る時間や飲み会の頻度など、生活習慣を見直しました。

とにかくモチベーションの維持が大切ですね。ときどき家族にも進捗を話し、後に引けないようにしていました。妻の気づかいや息子の励ましで、卒業までやり切ることができたと思っています。家族の協力には、感謝の気持ちでいっぱいです。

Q

授業の中で、特に印象的だったことを教えてください。

A

ある授業で、自身でテーマを設定した研究活動を経験したことです。 担当教員のきめ細かい指導により、疑問に対するアプローチの方法を身につけられました。

研究を進める中で驚いたのは、経営に関する研究が世界中で行われていること。先の見えない未来に向かって、各企業が方針を打ち出し、色々な取り組みを進めていることを目の当たりにしました。

講義で学んだ理論をベースとして調べたことをまとめていく過程で、自分の仕事に当てはめて問題を発見する力がついたと感じています。

Q

入学前と比べて、成長や変化を感じていることはありますか?

A

自分の知らないことの多さに気がつくことができました。学ぶことで、自分の視野が大きく広がった影響だと思います。

単位取得のためなら講義で配布されている資料でも十分ですが、興味がある講義はシラバスで紹介される参考書を読んでいました。疑問があれば調べる習慣も身につき、物事に対する考え方の幅が広がりました。

体系的な学びを進めると、実務での経験がピッタリあてはまることに何度か遭遇しました。そうした経験から、自分の中に軸ができて自信がついたようです。自分では意識していませんでしたが「発言が変わった」と言われたこともあります。

実務面でも良い変化がありました。入学前は1部門の担当でしたが、フィリピンからメキシコへの転任に加えて、管轄する部門も複数部門を経験することができました。現在では海外拠点の副社長に昇進しています。

Q

今後の進路と目標について教えてください。

A

今後も働きながら継続して学ぶため、アメリカの通信制大学院へ進学しました。経営の学びを深め異文化交流を経験し自分を活かせるステージの幅を広げたいと考えています。

入学時に抱いていた目標は「諦めずに大学を卒業すること」「社長に昇進すること」でした。大学を卒業することは叶いましたが、もう1つの目標は、道半ばです。ただ、今では昇進自体ではなく「自分がなりたいリーダー像に近づくこと」を目標にしています。

新しいことにもチャレンジしたいですね。趣味で自転車に乗るのですが、トライアスロンにも挑戦してみたいです。

入学を検討している方へメッセージをお願いします!

学位が人生を変えるわけではないとしても、自ら学びを続けることにより視野が広がるはずです。東京通信大学は「無知を知る」感動を体験することができる大学だと思います。

私は自動車産業に従事していますが、この業界もこれから大きな転換期を迎えると感じています。不安もありますが、その時に向けて「自分が何を拠り所にして」「どのような準備ができるのか」を、この大学で学ぶことができました。一歩踏み出すと新しい自分に出会えると思いますよ。

※記載内容はすべて2022年4月取材当時のものです。