学生・卒業生の声

東京通信大学は、世界中どこでもキャンパス!母国にいながら、日本の大学の授業が受けられます

コミルジョン リクシェフさん (他4名
情報マネジメント学部
情報マネジメント学科 IT・情報システムコース
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  • 専業学生

母国にいながら東京通信大学で学ぶウズベキスタンの学生たち

東京通信大学には海外で学ぶ学生が多数在籍しており、居住地だけではなく、国籍もさまざまです。

また、本学では学びの国際化に関する取組みを進めております。
ウズベキスタン共和国の大学「Japan Digital University(以下、JDU)」とダブル・ディグリー制度を設けているのも、その一環です。JDUの学生は、JDUと東京通信大学の両大学で学び、どちらの学位も得ることが可能です。

この制度を利用する、JDUのエンジニア・プログラマー学科の5名の学生に、東京通信大学での学びや大学生活の話を伺いました。

学生プロフィール

  • コミルジョン・リクシェフさん

    首都のタシケント出身。趣味はアニメ、プログラミング。2023年には、日本でのインターンシップに参加するために訪日。

  • サフィヤヌル・ホルマトゥバさん

    国の東部に位置するフェルガナ出身。趣味は本を読むこと、絵を描くこと。昨年「模擬国連」にウズベキスタン代表の1人として参加し、「模擬国連特別賞」を受賞。

  • ボティルジョン・ガニジョノフさん

    首都のタシケント出身。趣味はアニメ、柔道、書道。何度か訪日経験もあり、2023年には日本でインターンシップにも参加。

  • サディアフロル・ボティロフさん

    首都のタシケント出身。趣味はアニメの絵を描くこと、旅行、PCゲーム。2023年にウズベキスタンで行われた「第31回ウズベキスタン日本語弁論大会」で第2位に入賞。

  • ウミド・ハムダモフさん

    日本でもシルクロードの要衝として知られるサマルカンド出身。趣味は読書、アニメ、旅行、登山。

Q

皆さんが東京通信大学で学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

A
コミルジョン

もともと日本の文化に興味があり、自分の好きな分野を学べる日本の大学で学ぼうと決めていました。東京通信大学を選んだ決め手は、プログラミングの科目が多いこと、オンラインのみで単位が修得できることです。

サフィヤヌル

私も、以前から日本、さらに日本の教育制度にも興味を持っていました。地元のサークルでは、趣味として日本語を学んでいたほどです。異なる文化や言語環境で学ぶことで、自己成長や国際的な視野も得られ、また将来のキャリアに大きく役立つと思って入学しました。

ボティルジョン

学びの分野として、プロジェクトマネジメントに強い興味がありました。書道や柔道、アニメなど、日本の文化は好きですし、興味のある分野を日本の大学で学ぶことで、日本だけでなく世界中で認められる知識や資格を得ることができると考えて入学を決めました。

サディアフロル

私も日本のアニメが好きですし、日本の技術にも興味があります。さらに、大学では何か新しいことを学んでみたいと思って入学を決めました。学びを進めてみると、留学生活に伴うストレスや経済的な負担も軽減でき、勉学に集中できる環境がつくれるところは良いと実感しました。現在は日本での就職を目指しています。

ウミド

小さい頃から外国で勉強したいと思っていました。いよいよ進路を決める時に「日本の大学に行きたい」と考えていたところ、本学を知りました。東京通信大学は通学せずともオンラインで授業が受けられるので、家族や友人と、母国での生活を続けながら日本のカリキュラムを学べるのが、とてもうれしいです。

Q

実際に本学で学んでみて、どのように感じましたか?

A
ウミド

PCとスマートフォン、デバイスが変わっても勉強できるので便利です。授業の資料もPDFでダウンロードできるので復習もしやすく、いつでもどこでも授業を受けられますね。 特におすすめの科目は「応用プログラミング演習」です。プログラミングが実際の生活で便利に使えることを実感できました。

サディアフロル

私も子供のころから壊れたものを修理するとか、新しいものを作ることに興味があったので、プログラミングの授業は面白いです。演習授業でArduinoを使って色々なものをつくれることを実感して、とても意欲がわきました。ほかの授業でも、オンラインでの演習を通じて、内容をしっかりと身につけることができたと思います。

訪日時、新宿駅前キャンパスの前で記念撮影
コミルジョン

IT分野の科目だけではなくて、「ビジネスマナー」も履修できて良かったです。日本でのインターンシップで、とても役に立ちました。大学を卒業したら、IT企業に入社して、ゆくゆくは自分のゲームを作りたいと考えています。

ボティルジョン

私も日本のIT企業でインターンシップに参加して、同じことを感じました。技術や知識も大事ですが、海外で働くために重要なのは、その国における労働習慣やビジネス文化を身につけることだと実感しました。授業では、日本のビジネス現場での事例がたくさん取り上げられていて、わかりやすかったです。
また、入学前は、日本ではとにかくマナーが何よりも重要視されるという印象を抱いていましたが、学びを進めるうちに、「報連相」「時間厳守」「チームワーク」「相談力」といった日本が育んできたビジネス文化に感銘を受けるようになりました。

Q

学外でも、様々な取組みにチャレンジされていますね。

A
サディアフロル

私は日本での就職を考えているので、母国で開かれる日本についてのイベントには、できる限り参加するようにしています。中でも、昨年の弁論大会への参加と第2位の表彰は一番大きな経験でした。
表彰されたことに加えて、スピーチの後で色々な方から「素晴らしかったですね」「感動しました」「泣きました」というような感想を聞くことができて、とてもうれしかったです。

<受賞時のニュース>
ウズベキスタンで学ぶ本学の学生が「第31回ウズベキスタン日本語弁論大会」でTOP3を独占しました!

サフィヤヌル

私はウズベキスタン初代の代表の一人として「模擬国連」に参加したのですが、光栄なことに、プログラムの中で問題解決のための協調性とリーダーシップ、コミュニケーション力を評価いただき、「模擬国連特別賞」を受賞しました。このような経験や、大学での色々な学びを得て、将来取り組むべき課題が見えてきました。

<模擬国連とは>
世界各国で行われている学生のための活動。学生が各国の大使になりきり、国連の会議を模した会議を開催します。この会議では、自国の政策と国益を考慮しながら、国際社会における問題解決に貢献するための演説や交渉を行います。 (参考:グローバル・クラスルーム協会 HP

ボティルジョン

大学で学ぶうちに、社会課題に興味を持ち、現在では「BeeAsalari」というボランティア活動に参加しています。ここでは障害者が制作した芸術品を販売する支援を行っていて、私はWEBシステムの構築に携わっています。取り組みを通じて、障害者が単に収入を得るだけでなく、自らの生きがいを見つけ、自己の存在や価値観を確立できるようサポートしたいと考えています。

将来の目標と、これから本学を目指す人へのメッセージをお願いします!

コミルジョン

卒業したら、IT企業に入社して、ゆくゆくは自分のゲームをつくりたいと思っています。授業のディスカッションに積極的に参加することで、知識を得るだけでなく、日本の文化への理解も深まりました。

ボティルジョン

大学を卒業したら、日本やグローバルのIT企業でキャリアを積み、プロジェクトマネジャーとして活躍したいです。さらには、日本のビジネスを中央アジアやロシアに拡大させることが目標です。

サディアフロル

オンデマンドの学びはとても便利です。インターネットさえあればいつでもどこでも勉強できます。通学や固定された時間割に縛られずに、自分のペースで知識を取得したい方におすすめです。

ウミド

わからない言葉が出てきたら辞書で調べますが、それ以外は特別なことはせずに授業を受けています。大学での学びを経て、将来はeラーニングのシステムを作りたいと考えるようになりました。母国では中心部から離れると学べる場所が少ないので、誰もがオンラインで勉強できる環境を開発したいです。

サフィヤヌル

入学すれば、自身の成長とイノベーションの絶好の機会が得られると思います。東京通信大学での経験がエキサイティングな旅となるよう、お祈りしています!

※記載内容はすべて2023年12月取材当時のものです。

ウズベキスタン共和国について

中央アジアの内陸国。首都はタシケント。面積は44万7,400㎢、人口は3,520万人。国家語はウズベク語。ロシア語も広く使用されている。(外務省HPより)

Japan Digital University

ウズベキスタン共和国で2020年に設置された正規大学で、ウズベキスタンで教育を受けながら、日本の提携大学の教育プログラムを受講し、卒業までにJDUと日本の提携大学の双方から学位を取得するダブル・ディグリー制度を設けている。