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【学生×教員座談会】社会福祉士/精神保健福祉士 国家資格の取得を目指して

東京通信大学が開学した2018年に入学し、社会福祉士・精神保健福祉士の資格取得を目指して仕事や家庭と学業を両立する3人の学生。入学して学習をしてみた感想は?スクーリングや現場での実習で得たこととは?人間福祉学部の教員と共に語り合いました。

参加者プロフィール

加藤 慶先生

人間福祉学部助教。社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、公認心理師、保育士、認定社会福祉士(地域社会・多文化分野)。地域を基盤としたHIV感染予防や性的マイノリティ(LGBTQ)の方々に関する援助方法についての実践と研究を行っている。

田中 順子さん

人間福祉学部(社会福祉)4年生。観光分野の専門学校を卒業後、結婚、出産を経て特別養護老人ホームの介護職として就職し、在職中に介護福祉士の資格を取得。その後、療養型病院での看護助手に。介護だけでなく、視野を広げスキルアップをするため社会福祉士の資格取得を決意し入学。

三村 裕太さん

人間福祉学部(精神保健福祉)4年生。作業療法士の専門学校を卒業後、精神科病院に入職。作業療法士として、慢性期病棟、急性期病棟、精神科デイケアを経験。当事者の能力向上、退院支援、長期入院者の機能維持に務めている。自身のキャリアアップと、精神保健福祉士の働きぶりに感銘を受けたことをきっかけに、資格取得を目指し入学。

高橋 方子さん

人間福祉学部(精神保健福祉)4年生。高校卒業後、金融機関に就職した後、不動産会社へ転職。会社のCSR活動の一環で参加した震災のボランティア活動を通じて、知的・精神障害者向け短期入所施設の立ち上げに従事。自身の経験を補うために社会福祉士・精神保健福祉士のダブルライセンス取得を目指し入学。

大学での学び編

バックグラウンドの全く異なる3人が国家資格を目指した理由とは。

加藤先生
皆さん、大学進学にあたって色々とハードルもあったと思いますが、進学のきっかけや国家資格を目指した理由は何でしょうか?
田中
私は介護の現場でずっとやってきたので、ある意味一方的で、狭い視野でしか介護の現場を見てこなかったんです。ただ、それではもったいないなと。もっと福祉の分野でスキルアップしたいなと考えていた時に、同僚から通信制大学で社会福祉士の資格が取れる話を聞いて、すぐ情報収集をしたところ東京通信大学を見つけました。家庭も仕事もあるので、スクーリングでの通学のしやすさ、学費の安さ、時間の調整のしやすさを考えるとここしかなかったですね。
三村
僕は作業療法士として働いて10年経つ頃、マネジメント力を求められるようになってきて、そうなると精神保健福祉士や社会福祉士とかの方がより専門なわけで。力を付けるならもっと基礎から学び直して資格を取得した方がいいのではと思ったんです。また仕事で精神保健福祉士と関わることも多かったので、その視野の広さだったり仕事ぶりに感銘を受けた、ということも大きいです。
高橋
私は元々全く別の業界で働いていたのですが、東日本大震災の際に会社のCSR活動でボランティアに参加して、そこで出会った方々とのご縁から、知的・精神障害者向けの短期入所施設を立ち上げよう、となりまして。ただ自分には福祉の経験がないのでどうしようかと思っていた時に、ビジネスパートナーが東京通信大学に一緒に入学しないかと誘ってくれたんです。実務経験をどうクリアするか、と考えた時に資格を取得した方が近道だと思ったんですよね。
加藤先生
確かに福祉業界で経験を積むよりも大学で資格を取った方がその後が早い、という判断はありますよね。高橋さんはダブルライセンスで社会福祉士と精神保健福祉士、両方目指していらっしゃいますが、それはどんな理由ですか?
高橋
元々は精神保健福祉士を考えていましたが、今自分が関わっている障害者の方々も年を重ねていくことを考えると社会福祉士側の視点も必要になるだろうと思って、できるなら両方チャレンジしようと思いました。ただ、必要単位数も実習もとても多くて、それはそれは大変です…(笑)。

授業は1回約15分の動画、全てオンラインだから両立しやすい。

加藤先生
実際、東京通信大学を選んでみてどうですか?「インターネットで学ぶ」というのは外から見たら内容が薄いんじゃないか?と思われがちだとも思うんですが。
三村
通信制大学ってレポートが多いイメージがあったんですよ。兄が通信制で学んでいてレポートが大変で辞めたって言ってて。それでずっと入学を悩んでたんですが、東京通信大学ができた時に「1回約15分の動画で学ぶ」というのに、これなら通勤の電車でできる!と思ったんです。レポートがあるとデスクに向き合うことになるんで、それだときつかったですね。
加藤先生
教科書を読んでその内容をレポートに書くって、実際本学ではどのくらいありました?
三村
思ったより少なかったです。他の通信制大学を見ると、レポートを書いて郵送で提出とか結構あって。それよりは東京通信大学みたいにオンラインに特化している方がいいかなと。実際やってみて自分としてはその方が良かったです。
高橋
私の場合は、「場所の制約がないこと」もとっても重要で。家と職場と、他にも私の居場所があって、郵便で何かを送ってくるのは困るんです。PCさえあれば自分のタイミングで学べますし、スクーリングも新型コロナウイルスの影響でWEBになったので、通信制大学の中でもオンラインに特化している部分の恩恵はフルに受けていると実感します。
加藤先生
田中さんは開学年での入学で不安もあったそうですが、そんな中であえて本学に入学したのはどうしてでしょうか?
田中
私も「1回約15分の動画」というのを見た時に、仕事をしているとできる範囲が限られるので、一旦学習の仕方をシミュレーションしてみたんです。そうしたら、もしかしたらできるんじゃないかなって。家族にも相談したら「悩んでないで、まずやってみな」と大学生の子どもに言われて(笑)。PCは苦手でしたけど、これもできるようになるんじゃないかという期待もあって入学を決めました。

オンラインサポートや履修相談会、教員との距離が近いから安心して学べる。

加藤先生
4年生のここまでやってみてどうですか?入学前のイメージと違うとか、入学して良かったと思うことはありますか?
田中
分からないことがあった時は、@CAMPUSの問合せフォームでキャンパス・サポートセンター※に連絡をすることでシステムや手続きの不明点は親身に対応してもらえましたし、履修に関することはアカデミック・アドバイザー※だったり、履修相談会※をフル活用して何度も質問していました。大学って、もっと自力で解決するイメージだったのですが、とても親切に対応してくださって、本当に先生方にはお世話になっています。

※学生生活全般のサポートを行う「キャンパス・サポートセンター」、履修する科目や履修計画の相談を行う「アカデミック・アドバイザー」、授業内容や予習・復習などの学習をサポートする「科目担当教員」、履修登録の時期にはオンラインで教員に直接履修相談できる「履修相談会」など、様々なサポート体制があります。

加藤先生
教員との関わりが多い、というのは通信制大学のイメージからすれば意外なのかもしれないですね。お二人はどうですか?
三村
授業動画はトータルで60分という考え方だと思うんですけど※、動画の60分だと情報量として物足りなさを感じる時もあって。そういう時は、主体的に自分で調べて情報を追加するようにしていました。一方的に受けているだけだと素通りしてしまうところを、「自分から情報を探りに行く」という経験ができたのは入学後プラスに感じたところですね。 ※1コマの基本構成は、約15分の動画4本と小テストです。
高橋
授業がすごくうまく設計されていて、映像を観たらすぐテスト。こんな話あったかなぁ?と思ったら何回でも視聴し直せるという。細かく締切も設定されているので、いい意味でプレッシャーがあります。映像の中の先生は、慣れるまでは遠い存在でしたけど、スクーリングで実際にお会いするととても親近感もあって、結局は人間対人間で授業を受けていたんだなと感じます。
加藤先生
私も学生の方から怖い人だと思ってたって、よく言われるんですよ。
三村
講義動画では先生たちが固いんですよね(笑)。画面から緊張感が伝わってきて。
田中
それはありますね(笑)。
加藤先生
確かに、講義では嘘も言えないし、ギャグも言うわけにもいかないので(笑)。スクーリングや実習では教員とのやりとりも多いので、自然と教員の人となりが見えてくるのかもしれませんね。

家でも電車でも、食事中も仕事の合間も、“いつもそこに大学がある”。

加藤先生
皆さんは普段、どんなふうに勉強していますか?通学課程だと学生が教室にいて学びの風景って見えるんですが、通信制大学だと見えないので。何か工夫されていることはありますか?
高橋
私は家にいる時は一日中講義画面をTVに映して、途中で止めたり繰り返しながら視聴しています。
加藤先生
TVを付けっぱなしで生活するっていうのがありますが、TVが授業に代わったような感じですか?
高橋
本当にそんな感じですね。出張に行く時の新幹線では、テーブルにスマホを立ててずっと視聴しています。いつも、常に大学がそこにある感じですよね。
三村
僕は、大体平日仕事がある日は2~3コマ、通勤中とか昼休みに数本ずつ講義動画を見て帰宅後に小テストをやる、という感じです。休日は一日中PCに向き合っています。本来いけないことだと思うんですけど、ご飯を食べながら視聴していることも…(笑)。
田中
私の場合は家庭もあるので、とにかく家事が全部終わってからじゃないと時間が取れなくて、仕事もあると眠気との闘いになってしまいますよね。たまに子どもに「寝落ちしてるよ」なんて言われます(笑)。家族が協力的なので、いろいろな面で助けてもらって両立できているのもあるんですけど。
加藤先生
皆さんのお話を聞いていると、生活の中に大学がある感じですね。そういった学び方ができるのも、全てがオンラインという東京通信大学の強みかもしれません。
【学生✕教員座談会】後編「スクーリング・実習編」はこちら

※記載内容はすべて2021年11月取材当時のものです。

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