つながるTOUゼミ(選択科目)
1年次から専門分野を深める
オンラインでゼミを実現!
つながるTOUゼミは、情報マネジメント学部の学生だけが選択できる少人数オンラインゼミ。
オンラインで行うアクティブラーニングを中心とした4年間の学びで、卒業までに誰でも、社会で活躍するのに必要なコミュニケーション力、課題解決力、マネジメント力を身につけます。オンデマンド授業との組合せで「学び続ける力」も身につきます。
東京通信大学では、卒業すれば学びが終わるとは考えていません。
移り変わりの激しい現代社会において、人はますます学ぶことを求められています。ここで身につけた力は、一生モノの価値となるはずです。
教員メッセージ
もっと深く学びたい方へ
オンラインで学生が主体的に学び合う環境を実現!
私は長年にわたり、NTT研究所でeラーニングや学習意欲に関する研究・開発に従事してきましたが、その当時から、学生が自発的に学び合い高め合う環境をオンライン上で実現したいと思っていました。それがついに、東京通信大学でスタートします。
私が考える理想的な高等教育は、学生が自ら教員に問いかけ、また、学生コミュニティにおける共同学習の場で互いに高め合いながら学ぶことです。教員としては、手取り足取りサポートしたくなる気持ちもありますが、本来育みたいのは自律的な学生です。「つながるTOUゼミ」を通じて、学生同士がより深く「つながる」ことで、オンライン学習コミュニティが実現できるようになります。
本学には多様な目的を持つ学生が在籍しています。均質な環境よりも、多様な環境の中で、ひとりひとりの学生が自身の目標やゴールに向かって学び、その学習コミュニティの中で自律的に成長する環境が「つながるTOUゼミ」です。
私たち教員も、皆さんとの深い「つながり」を楽しみにしています。
つながるTOUゼミの特長
学友や教員と双方向でつながる
個人ワーク、ペアワーク、グループワーク、クラスの全体活動を通じて、アウトプットの機会を増やして理解を深めます。リアルタイム授業では、年齢や職業、居住地などバックグラウンドが異なるクラスメイトと交わることで、自身の世界を広げることができます。
段階的に学べるから身につく!
「基礎ゼミ」と「実践ゼミ」で深い学びを段階的に身につけられます。基礎ゼミでアカデミックスキルを磨き、実践ゼミで実際のプロジェクトや研究に取り組むことで、段階的に学ぶことができるため、無理なく進められます。
少人数制で手厚い指導!
ゼミのクラスは、それぞれ10名程度の定員を設けています。教員や学友とのコミュニケーションが促進され、安心して深い学びを進められます。
もちろんオンラインで受講可能
在学中から社会を体感できるアクティブラーニング。学びを社会ですぐに生かす自分だけの方法が身につきます。オンラインゼミでは、同期型の授業と非同期型の授業を組合せることで、より実践的な力が身につきます。
学びのポイント
他者や学びの対象、自身の内面とつながることで、企業・社会とも強いつながりを築けます。
ポイント1
つながるTOUゼミ「基礎ゼミ」は、1年次の9月からスタートします。学生生活に慣れた頃に始められるので、安心して受講できます。
ポイント2
基礎ゼミで、学術的な研究への基盤をつくりながら、実践ゼミで専門分野の選択ができ、自分に向いていることや興味の志向を存分に探求できます。
ポイント3
実践ゼミで研究や論文の執筆、学生同士でのプロジェクト活動などに取り組み、深い学びに”つながる”ゼミの醍醐味を味わえます。
ピックアップクラス
前野クラス
- 実践ゼミA・B
NTT東日本の協力による産学連携PBL
ビジネスベースでプロジェクトを実現に導く
本学で使用するLMS『@ROOM』の課題やニーズを考え、改善提案やプロトタイプを作成。
NTT東日本協力のもと、学生考案のプロジェクトを社内と同様のレベルで進行させる、課題解決型学習(Project Based Learning)です。
課題の発見や設定、リサーチ、学友とのディスカッションなどを重ねて成果発表。
教授陣や企業の方からのフィードバックを経て、次の課題発見へと導きます。
「皆さん、@ROOMは使いやすいでしょうか?
【当たり前】を作るのが如何に難しいか、そして、更に良いサービス/使いやすいサービスとは作るにはどうすればよいのか、自らの手を動かしながら経験してみてください。
その上で、SE目線で皆さまの取り組みに対してフィードバックさせて頂くことでサービス提供者目線での観点が身につくことを期待します。利用者目線と提供者目線の2つの観点を持つことが出来れば、ビジネスの現場でも即戦力間違いなしです!頑張りましょう!
皆さんからどのようなイノベーションが生まれるか、期待しています。」
PBLとは
Problem-Based Learning(課題解決型学習)またはProject-Based Learning(プロジェクト型学習)と呼ばれる学習形態。企業や地域、教員、学生自身が設定した課題や目標に対し、学生がチームで協力して取り組むことで、知識の修得や定着、応用力の向上を目指せます。実際の業務に近い形でのプロジェクトとして取り組むことができます。
湯川クラス
- 実践ゼミ B
理論から考える事業計画
スタートアップ、新規事業を実現する!
学生それぞれが起業する、あるいは所属企業での新規事業のための事業計画書を作成!最初のオリエンテーションを経て、事業計画書の提出とフィードバック(週1回)、同期型授業で事業計画書の発表とディスカッション(月1回)を行います。個別添削や指導、学友との交流を繰り返して、最終プレゼンテーションで実現可能な事業計画を立案します。
クラス概要
実践ゼミA(3年次)・実践ゼミB(4年次)
自身の興味や進路、学びの目的に合せて選べる!
少人数制のクラスで身につける、社会とつながる学び
加藤クラスNTT東日本の協力による産学連携PBL
LMS(学習管理システム)のUI分析
教授 加藤 泰久
本学で利用しているLMSの課題やニーズの調査を企画・実施し、改善に必要とされる機能やインタフェースを特定。プロトタイプを作成し、利用者評価まで行う。NTT東日本による評価やフィードバックは随時行われる。
【実践ゼミA・B】約1.5年間
前野クラスNTT東日本の協力による産学連携PBL
LMS(学習管理システム)のUI分析
准教授 前野 譲二
本学で利用しているLMSの課題やニーズの調査を企画・実施し、改善に必要とされる機能やインタフェースを特定。プロトタイプを作成し、利用者評価まで行う。NTT東日本による評価やフィードバックは随時行われる。
【実践ゼミA・B】約1.5年間
湯川クラス理論から考える事業計画
スタートアップ、新規事業を実現する!
教授 湯川 抗
学生それぞれが、起業する、あるいは所属企業での新規事業のための事業計画書を作成する。事業計画書は同期型授業のクラス内で随時発表し、週に1度のペースでブラッシュアップを行う。
【実践ゼミBのみ】約1年間
坂本クラス生成AIを活用したソフトウェア開発
積極的な協調の研究まで
准教授 坂本 一憲
自身で開発したいソフトウェアのアイデアをもとに、生成AIを用いてソフトウェアを開発。クラス内では制作過程および成果物を共有することで、スキルを高め合う。実践ゼミB(4年次)では、人と生成AIの協調作業までを探求する。
【実践ゼミA・B】約1.5年間
角尾クラス複眼的視点を持てる管理者に!
情報セキュリティと人間心理の融合
教授 角尾 幸保
情報セキュリティに関連したテーマを自身で選び、人々が安心して生活するための調査や研究を行う。実際の事例や文献の調査などを通じ、自主的な問題解決能力を育てる。実践ゼミB(4年次)では、結論を効果的に伝える技術を学び、実践力も身につける。
【実践ゼミA・B】約1.5年間
加藤尚子クラス経営者・管理者の視点を身につける!
マネジメントにおける組織行動論
准教授 加藤 尚子
社会科学分野に関する指定テキストの輪読、レジュメ作成を行う。なお、本クラスは、主としてディスカッション形式の同期型授業にて実施予定である。
【実践ゼミAのみ】約0.5年間
高橋クラス大学院への進学も見据えた学びも!
アカデミックライティングの応用
教授 高橋 玲
社会科学分野のテキスト輪読やレジュメ作成、ディスカッションを行う。
基礎ゼミ「アカデミックライティング」から内容を深め、論理的な思考と自身の論点を提示できる学術的な文章執筆を目指す。実践ゼミB(4年次)では、「ゼミ修了論文」を執筆する。
【実践ゼミA・B】約1.5年間
基礎ゼミA(1年次)・基礎ゼミB(2年次)
学びの基礎をしっかりと身につける!
斉藤クラス『論理的思考』
教授 斉藤 典明
論理的思考は、知的な力として認められるだけでなく、日常のさまざまな場面で役立つスキルである。このクラスでは、数理論理学に基づいた論理的な思考方法のフレームワークを学習する。 文章の構造や論理展開を理解し、実際の社会生活の中で遭遇する様々な文章の読み方や書き方のコツを習熟することで、ビジネスや学術の場で広く活かせる文章術を身につける。
鈴木クラス『プレゼンテーション』
准教授 鈴木 範子
このクラスでは、論理的で効果的なプレゼンテーションについて学ぶ。話す本人もプレゼンテーションの一部であることから、話し方や表情、効果的なスライドの使い方を学び実践できるようになることを目指す。
高橋クラス『アカデミックライティング』
教授 高橋 玲
アカデミックライティングは、学術的な文書や論文を書くための基礎となるスキルである。論理的に思考し、自身の論点を提示し、学術的な文章を書くことを最終的な目的とする。そのために、基礎ゼミでは、社会科学系の共通テキストを輪読し、レジュメを作成し、各自発表を行う。
中谷クラス『プログラミング(Java)』
教授 中谷 祐介
IT・情報システムコースで学ぶ場合、複数のプログラミング科目を履修していくが、その基礎固めを行うクラスである。
このクラスでは、「初級プログラミングⅠ」で学んだ知識を活かし、より複雑なプログラムを自在に作成できるようになることを目標にする。
土屋クラス『プログラミング(Python)』
准教授 土屋 陽介
プログラミング言語Pythonの基礎からGUIアプリの作成まで、簡単なゲームの作成を通じて体験型で学んでいく。これにより、プログラミングの考え方やアプリ開発の全体的な流れを理解することを目指す。
加藤クラス『情報検索』(検索スキル、生成AI)
教授 加藤 泰久
情報検索スキルと生成AIツールの利用に焦点をおく。Google検索などの使い方を実践し、自分が望む情報を効果的に検索する方法を学ぶ。さらに、生成AIツールの使用法と使用時の留意点についても合わせて学ぶ。「情報の海」を巧みに航海する術を身につける。
申込み~受講の流れ
1年次入学、3年次編入学の方
ご自身の出願手続き期間内に申込みが必要です。
WEB出願登録後、本学から届くメールに記載しているURLから申込みください。
希望者は出願手続き期間内に手続きを行ってください。
2年次編入学の方
入学後の申込手続きとなります。
2年次10月以降に「実践ゼミA」の募集について告知する予定です。
詳細は、オンラインキャンパス@CAMPUSで通知します。
- つながるTOUゼミは学年ごとに定員があり、希望者多数の場合は選抜を行います。
- 情報マネジメント学部の学費に加えて、「つながるTOUゼミ」の授業料が必要です。詳しくは「学費」を参照ください。