学生・卒業生の声

入学相談時のアドバイスで中退した大学の単位を申請。編入学が実現でき、2年次の科目から学べています!

K.T. さん (42歳
情報マネジメント学部
情報マネジメント学科 IT・情報システムコース
東京都在住
会社員
  • 仕事・家庭の両立
  • リカレント教育
Q

Tさんが東京通信大学へ進学されたのは、どんなきっかけだったのですか?

A

私は大学を中退して働いていましたが、中退してしまったことに心残りがありました。あらためて情報系科目が学べる通信制大学について調べていた際、2018年に新しく開学したばかりの東京通信大学を知りました。入学を決めたのは、スクーリング不要で卒業できる学部・コースがあったからです。以前にJMOOC*を利用した事があり、従来のテキスト型の学び方よりもe-Learningの方が肌に合っていると感じていました。東京通信大学はほとんどの科目がオンラインで、試験まで完結する点が魅力でした。

  • JMOOC:インターネットを利用してアメリカで始まった公開オンライン講座「MOOC : Massive Open Online Course」を日本で普及することを目的に、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会が運営しているポータルサイト。
Q

【IT・情報システムコース】を選んだ理由を教えてください。

A

私の夫が仕事でプログラムを書いているのですが、文字の羅列がWEBアプリとして動くのがとても不思議で、プログラミングは面白そうだなと感じたのがきっかけです。普段何気なく利用しているパソコンやインターネットですが、基礎的な知識もなかったので、ふとした時にどうして通信が出来るのか疑問と興味を持っていました。仕事や日常でもIT化が進み、変化する世の中に遅れたくない、という気持ちもありました。

Q

Tさんは3年次編入学を希望されて、単位認定の結果2年次への編入学となりました。入学辞退や他大学への進学は考えませんでしたか?

A

以前の大学で学んでいたのは英文学という全く異なる学部のため、1年次入学をしようと思っていました。入学相談会で、学部は異なっても単位認定できる科目があるから、編入学で出願してみてはどうかとアドバイスがあり、単位認定されたら幸運だなという軽い気持ちで3年次編入で出願したんです。相談した時点では何単位が認定されるか分からなかったので、結果は2年次編入でも入学辞退は考えませんでした。「せっかく頑張って取得した単位なのだから生かしていきましょう!」というアドバイスの一言が、とても嬉しかったです。

Q

入学して、Tさんが感じる編入学の一番のメリットはどんなところですか?

A

やはり上位学年の科目が履修できる事ですね。アカデミック・アドバイザーの先生から「初級プログラミングⅠと初級オブジェクト指向プログラミングを並行して学ぶと、プログラミングを理解しやすい」とアドバイスいただき、仕事や学修時間も考えた上で、初級オブジェクト指向プログラミングを初年度の1学期で履習しました。2年次の科目を1年目から履習科目に組み込めたため、以前に少し触ったことのあるプログラミング言語Pythonの講義から受講できたのは、プログラミングの理解を深める上でとても助けになりました。また、外国語科目と健康科目については卒業要件分の単位が認定されたため、履修登録が気持ちの上で少し楽になることもメリットだと感じました。

Q

学んでみて、おすすめの科目はありますか?

A

今は社会調査の科目が大好きです。入学するまで社会調査に興味が無かったのですが、実際に学んでみると品質管理業務で行ってきた統計要素と重なる部分が多く、なんとなく感覚だけでやってきたことが体系立った知識として深まっていく感覚があるからです。また、授業で学んだプログラミングの考えを生かして、仕事でExcelを利用する作業の半自動化もできました。何時間も掛けて手作業で行っていた業務でしたが、改善提案とシステム化を行い、時短とミスの削減に繋がったことに、大きな手応えを感じています!

情報マネジメント学部・廣瀬毅士先生「社会情報処理Ⅰ」の授業シーン。
Q

卒業後にやりたいこと、今後の目標を教えてください。

A

ITに強い事務職を目指しています。まずは卒業と上級情報処理士の取得、卒業後は夫とWEBサービスの事業を立ち上げるのが目標です。一度は大学を中退してしまいましたが、東京通信大学なら取得した単位を生かして学士取得を目指せます。学び直しは楽しいので、迷っている方は科目等履修生から始めてみるのも良いと思います!

※記載内容はすべて2020年8月取材当時のものです。