専門学校卒業を活かして3年次に編入学!異業種から転職を目指してITを学んでいます!
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東京通信大学を知ったきっかけは?
専門学校卒業後、社会人として働きながら、さらなるキャリアアップを目指していました。しかし、専門学校卒という経歴では、給与面などで不利な状況があることを実感し、大学卒業資格の必要性を感じていました。そんな時、家族から東京通信大学の話を聞き、興味を持ちました。
他の通信大学と比較検討した結果、学費が比較的安く、仕事と両立しながら学べるオンライン授業、そして実務に役立つカリキュラムが充実している点に惹かれ、東京通信大学への進学を決意しました。
専門学校卒の学歴を活かし編入学をされていますが、1年次から入学ではなく編入学を選んだ理由について教えてください。
編入学を選んだ主な理由は、転職するためです。日本においては、実力主義にシフトする会社も出てきていますが、学歴社会が多いと思います。その点から、専門卒ではなく、大学卒を取っておきたいと考えるようになりました。
ただし、転職するには年齢が30~32歳を超えると、経験や実績が重視される傾向にあると聞き、早めに大学を卒業し、キャリアアップを目指したいと考えました。
航空機分野に特化した専門学校を卒業したので分野は異なりますが、東京通信大学では卒業に必要な124単位のうち61単位が認定された状態で入学でき、最短2年で卒業を目指せます。年齢的にギリギリだと感じているため早く卒業できるのが大きな魅力でした。
航空関係から分野の異なる情報マネジメントの勉強をする決意に至った理由を教えてください。
専門学校で航空機分野の基礎を学び、航空業界で正社員として働き始めたものの、専門知識を活かせる仕事に就けず、その後派遣社員として、原子力業界で材料工学や材料応力計算の経験を積んできました。しかし、派遣社員では立場や給料面も大きく違うため、年々転職したいと感じるようになりました。
現在の仕事で培った材料工学や応力計算などの知識を、より幅広い分野で活かすためには、ITスキルの習得が不可欠だと考えました。IT技術は、製造業や設計部門など、あらゆる産業で活用されており、業務の効率化や自動化に貢献できます。
そして将来への展望を踏まえITスキルを習得し、できない自分をできる自分へ変えたいと思い、決意に至りました。
実際に学んでみていかがですか?
実際に情報マネジメントを学んでみて、業務効率化の大きな可能性を感じています。これまでExcelでデータ処理をする際、関数を使っても複雑な作業は手動で行うことが多く、時間と手間がかかっていました。しかし、プログラミングを学ぶことで、Pythonといったツールを使い、自動化できることを知り、業務効率が大幅に向上しました。プログラミングは、私にとって全く新しい分野でしたので、最初は理解に苦労しました。しかし、繰り返し学習することで少しずつ理解が深まり、仕事でプログラミングに関する会話に参加できるようになったことは大きな喜びです。
また、マネジメントに関する知識も深めることができ、仕事における人間関係の悩みについても、理論的な側面から理解できるようになりました。例えば、なぜチームメンバーが思うように動いてくれないのかといった疑問に対して、より客観的に分析できるようになったと感じています。
仕事の都合で決まった時間に通学するのは難しいため、オンライン授業なら早朝や夜間に自分のペースで学習を進め、効率的に学べる点が魅力的です。これまでの社会人経験で培ったスケジュール管理能力を活かし、学習を進めています。無理のないペースで学習を進めることが、継続するために重要だと考え、各講義の期限を考慮し、余裕を持って学習計画を立て、計画通りに進めるように心がけています。
入学を検討している方へメッセージをお願いします。
通信制大学について調べると、「挫折する人が多い」という情報を目にするかもしれません。しかし、私の個人的な感覚では、スケジュール管理能力があれば問題なくやり遂げられると思います。
フルタイムで仕事をしながら2年間で卒業を目指す場合、1学期に履修するのは8~10科目がベストであると感じています。残業が30時間を超えるような状況では少し難しいかもしれませんが、多めに取り掛かることで忙しい時に科目を減らすこともでき、余裕を持ったスケジュールを立てることができます。東京通信大学は年4回履修プランを見直すことができますので、自分の働き方や生活リズムに合わせつつ、目標を達成できるよう学習計画を立てることが大切だと思います。
またITの学びは異分野でも役立つことが多いと思います。
プログラミングによって単純作業を自動化し、人的ミスを減らすなど業務の効率化やIoT機器の見直しなど、新しいアイデアを提案することができます。私の場合は、応力計算に必要な作業やロガー値の記録収集を自動化するなど、業務を効率化することができました。
通信制大学での学びは、自己管理力が求められる一方で、自身のスキルや可能性を大きく広げるチャンスでもあります。ぜひ前向きに挑戦し、学んだことを日常や仕事に活かしてください。