「大学を卒業したいけれど、仕事や家庭があって通学は難しい」そんな理由から、インターネットだけで学べるオンラインの大学(通信制大学)を探す人が増えています。
ただし、ひとくちにオンラインの大学といっても中身はさまざまです。「オンライン対応」と書かれていたのに実際は年数回の通学が必要だった、90分の講義動画が続いて途中で挫折した、というミスマッチも少なくありません。
本記事では、オンラインの大学が選ばれている理由から、失敗しないための4つのチェックポイント、タイプ別の選び方までを整理します。読み終える頃には、自分の生活と目的に合う1校を選ぶ基準が持てるはずです。
オンラインの大学(通信制大学)が今選ばれている3つの理由
オンラインの大学が支持される理由は、「時間と場所の自由」「学費の安さ」「通学制と同じ学士が取れること」の3点に集約されます。まずは通学制大学と何が違うのかを押さえておきましょう。
仕事・家事・育児と両立しながら自分のペースで学べる
オンラインの大学の最大の特長は、決まった時間に決まった場所へ通う必要がないことです。講義は動画で配信されるため、早朝でも深夜でも、自宅でも外出先でも、自分の都合に合わせて受講できます。
通学制大学では時間割に生活を合わせる必要がありますが、オンラインの大学では逆に、生活のほうに学習を組み込んでいけます。実際に、次のような人が無理なく学習を続けています。
- フルタイムで働きながら大卒資格の取得を目指す社会人
- 子どもの就寝後や家事の合間に学習時間を確保したい子育て世代
- 近隣に希望する学部の大学がない地方在住の人
- 転勤や海外赴任の可能性があり、通学制では卒業まで通いきれない人
- 体調や家庭の事情で、決まった曜日・時間の通学が難しい人
通学制大学に比べて学費(4年間総額)を大幅に抑えられる
オンライン中心の大学は、校舎の維持費や設備投資といったコストが通学制大学より小さいため、その分が学費に反映されます。私立の通学制大学では4年間で400万〜500万円程度かかるのが一般的ですが、オンラインの大学ではその数分の一に収まるケースも珍しくありません。
さらに、通学に伴う交通費や、一人暮らしをする場合の家賃・生活費も不要です。学費そのものだけでなく、「大学に通うためにかかる総費用」で比べると差はさらに広がります。
※通学制私立大学の学費目安は、文部科学省「私立大学等の入学者に係る学生納付金等調査」をもとにした概算です。掲載時に最新の調査結果をご確認ください。
国が認めた4年制大学なら通学制と同じ「学士(大卒資格)」が得られる
「オンラインで取った学位は通学制より格下なのでは」と心配する人がいますが、これは誤解です。文部科学省の認可を受けた4年制大学であれば、学び方がオンラインでも通学でも、授与されるのは同じ「学士」の学位です。
卒業証書や学位記に「通信教育課程で学んだ」ことを理由とした区別はなく、次のような場面でも通学制の卒業生とまったく同じ扱いを受けられます。
- 履歴書の学歴欄への記載(「大学卒業」として記載できます)
- 大卒以上を応募条件とする企業への就職・転職
- 大卒であることが受験資格となる国家資格試験
- 大学院への進学
- 公務員試験の大卒程度区分の受験
オンラインの大学選びで失敗しないための4つのチェックポイント

オンラインの大学は、パンフレットの印象だけで選ぶとミスマッチが起きやすい分野です。「本当に通学ゼロか」「1回の講義は何分か」「途中で挫折しない仕組みがあるか」「学びたい分野があるか」の4点を、出願前に必ず確認しておきましょう。
「一部通学が必要」か「スクーリング・試験を含め完全オンライン完結」か
最初に確認すべきは、卒業までに通学が必要かどうかです。「通信制・オンライン対応」と掲げていても、単位を修得するためのスクーリング(面接授業)や単位修得試験のために、年に数回の会場通学を求める大学は少なくありません。
会場が自宅から遠い場合、1回のスクーリングごとに交通費と宿泊費、そして貴重な休みが消えていきます。次の3点をセットで確認してください。
- 毎回の講義受講と課題提出がオンラインで完結するか
- 単位修得試験まで自宅から受験できるか(会場受験を求められないか)
- 目指す資格によってスクーリングや実習が必要になる場合、その回数と会場はどこか
特に3つ目は見落としがちです。学位の取得自体は通学不要でも、社会福祉士など一部の国家資格を目指す場合は、法令上どの大学でもスクーリングや現場実習が必要になります。「大学卒業だけが目的か」「資格取得まで目指すか」で、必要な通学量は変わります。
1回の講義時間(15分程度のスキマ時間対応)と授業動画の品質・見やすさ
オンライン学習が続くかどうかは、1回の講義の長さに大きく左右されます。通学制と同じ90分の講義動画をそのまま配信している大学の場合、「まとまった90分が取れない日は何も進まない」という状態になりがちで、挫折の引き金になります。
一方、1回15分前後に細かく区切られた動画講義であれば、通勤電車の中や昼休みでも1本消化できます。以下をチェックしましょう。
- 1回あたりの講義動画の長さ(15分前後が理想)
- スマートフォンやタブレットで視聴できるか
- どこまで視聴したかが記録され、途中から再開できるか
- 倍速再生や字幕など、学習効率を高める機能があるか
- 通信環境が不安定な場所でも視聴しやすい設計になっているか
途中で挫折させない「学習サポート体制・継続率の高さ」
通信制大学は、通学制に比べて卒業までたどり着くのが難しいといわれます。教室で顔を合わせる同級生も、出席を促す先生もいないため、モチベーションの維持を個人の意志だけに任せる大学では、どうしても脱落者が出やすくなります。
そこで見るべきなのが、大学が公表している継続率や卒業率、そしてサポートの具体策です。
- 履修継続率や卒業率を数値で公表しているか
- 学習の進捗状況が一目でわかるシステムがあるか
- 教員やアドバイザーに個別に質問・相談できる窓口があるか
- 履修登録の組み方について、入学前後に相談できる体制があるか
- 学生同士が交流できるオンラインゼミやコミュニティがあるか
今後のキャリアやDX時代に直結する専門分野(IT・ビジネス・福祉)が学べるか
大卒資格を得ることがゴールであれば学部はどこでも構いませんが、卒業後のキャリアまで見据えるなら、学ぶ内容が社会のニーズと結びついているかが重要になります。
現在、特に人材需要が高いのは次の領域です。
- IT・情報システム(システム開発、ネットワーク、セキュリティ)
- AI・生成AIの活用スキル
- データサイエンス・データ分析
- 経営・マーケティングなどのビジネス領域
- 社会福祉・精神保健福祉(社会福祉士・精神保健福祉士などの国家資格)
シラバス(開講科目一覧)を公開している大学であれば、出願前に実際の科目名まで確認できます。興味のある分野の科目がどれだけそろっているかを見ておくと、入学後のギャップを防げます。
タイプ別で選ぶ!オンラインで学べる通信制大学の分類
オンラインで学べる通信制大学は、大きく「IT・ビジネス系」「資格取得系」「ハイブリッド系」の3タイプに分かれます。自分の目的がどのタイプに当てはまるかを見極めることが、最短ルートでの大学選びにつながります。
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ① 学費重視&通学ゼロのIT・ビジネス型 | 通学不要で卒業でき、学費も抑えめ。IT・データ分析・経営など実務直結の科目が中心 | 働きながら大卒資格とデジタルスキルを同時に得たい社会人/地方・海外在住の人 |
| ② 資格取得目的の伝統的な通信型 | 教員免許や福祉系資格など、特定資格の取得に強い。スクーリングや実習が必須になることが多い | 取得したい資格が明確に決まっている人/通学や実習の時間を確保できる人 |
| ③ 一部通学ありのハイブリッド型 | オンライン講義を軸にしつつ、ゼミ・実験・サークルなどキャンパスでの活動も用意 | 学生同士の交流やキャンパスライフも味わいたい人/通学圏内に校舎がある人 |
学費重視&通学ゼロでIT・ビジネススキルを修得したいタイプ
通学を一切せずに卒業でき、かつ学費が抑えられているタイプです。学べる内容はIT・Web・データ分析・経営といった、今の仕事にもすぐ活かせる実務寄りの分野が中心になります。
「大卒資格は欲しいが、そのために仕事を辞めたり生活を変えたりはできない」という社会人にとって、現実的な選択肢になるタイプです。
資格取得(教員免許・社会福祉士など)を目的とした伝統的な通信タイプ
教員免許や福祉系の国家資格取得を主目的とする、従来型の通信制大学です。資格の性質上、法令でスクーリングや現場実習が義務づけられているため、完全オンラインでは完結しません。
選ぶ際は、スクーリング会場の場所と回数、実習先の紹介体制、実習免除の条件まで確認しておくと、入学後のスケジュールが立てやすくなります。
一部スクーリングやキャンパスライフも体験したいハイブリッドタイプ
オンライン講義をベースにしながら、対面のゼミや実験、サークル活動なども用意されているタイプです。学生同士のつながりが学習の支えになる人には向いています。
ただし、通学が前提になる分、校舎までのアクセスと自分のスケジュールが合うかどうかが選定の分かれ目です。
完全オンラインで学ぶなら「東京通信大学」が最もおすすめな理由

ここまで挙げた4つのチェックポイントを高い水準で満たすのが、東京通信大学(TOU)です。授業も試験もオンラインで完結し、1回約15分の講義動画、1年目約27万円からの学費、履修継続率94.4%という実績を備えています。
| 項目 | 東京通信大学の内容 |
|---|---|
| 学び方 | 講義・課題・試験までオンラインで受講可能。通学不要で卒業できる |
| 講義時間 | 1回約15分の動画講義。スマホ・PC・タブレットで24時間受講可能 |
| 学費 | 1年目の学費は約27万円から。履修する単位数に応じた授業料設定 |
| 学部・学科 | 情報マネジメント学部 情報マネジメント学科/人間福祉学部 人間福祉学科 |
| 開講科目数 | 約400科目 |
| 履修継続率 | 94.4%(初年度2学期目・2025年度実績) |
| 学生満足度 | 96.2%(2025年度学生調査/有効回答数1,301名) |
| 学生数 | 6,072名(2026年4月1日時点・正科生) |
| 入学区分 | 1年次入学のほか、2年次・3年次編入学も可能 |
講義・小テスト・単位修得試験まで全編「通学不要・完全オンライン完結」
東京通信大学は、インターネットを活用して普段の授業も試験もオンラインで受講でき、通学不要で大卒資格(学士)を取得できる通信制大学です。学習はオンラインキャンパス「@CAMPUS」とオンライン学習システム「@ROOM」上で進み、受講から課題提出、試験までを自宅で完結できます。
出願手続きもWEB出願に対応しているため、入学前の手続きから卒業まで、キャンパスに足を運ぶ必要がありません。日本全国はもちろん、海外に住みながら学んでいる学生もいます。
※社会福祉士・精神保健福祉士・社会調査士の資格取得を目指す場合のみ、スクーリング・実習が必要です(会場は新宿駅前キャンパス、大阪駅前サテライトキャンパス、名古屋駅前サテライトキャンパス)。
1回約15分の動画講義!スマホやPCでいつでもどこでも効率学習
東京通信大学の講義動画は1回約15分。90分の講義をまとめて視聴するスタイルではないため、まとまった時間が取れない日でも学習を前に進められます。
たとえば、こんな時間が学習時間に変わります。
- 通勤電車での移動時間に1本視聴する
- 昼休みの後半15分で小テストまで終わらせる
- 子どもを寝かしつけた後の30分で2本進める
- 外出先の待ち時間にスマートフォンで視聴する
実際、在学生アンケートで入学の決め手として最も多かったのは「時間を選ばず学べる(タイムフリー)」で22.1%。次いで「学部・学科編成」21.6%、「場所を選ばず学べる(ロケーションフリー)」18.6%と続いており、時間と場所の自由度が支持されていることがわかります。
1年目の学費は約27万円から!履修した単位数に応じた学費設定
東京通信大学の1年目の学費は約27万円から。同じIT分野のオンライン大学と比べても、また国立大学と比べても抑えられた設定です。
授業料は履修する単位数に応じて決まるため、「今学期は仕事が忙しいので少なめに履修する」といった調整もしやすく、自分のペースに合わせた支払いができます。
さらに、次のようなサポートも用意されています。
- 奨学金や教育ローンなどの学費サポート制度
- 卒業までにかかる費用を試算できる「学費シミュレータ」
- スクーリング・実習期間中の短期滞在先の紹介
※学費は2027年度の金額です。法改正や教育環境の維持・改善等により、年次によって授業料・学籍管理料が変更になる場合があります。
履修継続率94.4%を支えるオンライン学習サポート体制
通信制大学は続けるのが難しいといわれますが、東京通信大学の履修継続率は94.4%(初年度2学期目・2025年度実績)と、通信制大学のなかでも高い水準にあります。学生満足度も96.2%(2025年度学生調査/有効回答数1,301名)を記録しています。
この数字を支えているのが、オンラインならではの学習環境です。
- 学習の進捗をオンラインで簡単に管理できるシステム
- 教員に質問・相談できるオンラインのサポート窓口
- 少人数制でほかの学生と交流できる「つながるTOUゼミ」(選択科目)
- 社会福祉士・精神保健福祉士を目指す学生への国家試験対策動画・過去問対策の無償提供
未経験からプロを目指せる「IT・データサイエンス」と「社会福祉」の先進カリキュラム
東京通信大学は、これからの時代に欠かせない「情報マネジメント」と「人間福祉」の2分野を持つ大学です。約400の科目から、自分のキャリアプランに合わせて学びを組み立てられます。
- IT・情報システムコース
- マネジメントコース
- データサイエンス・社会調査コース
- グローバルITリーダーコース(2026年春 新設)
最新のITスキル、経営ノウハウ、AI活用術を学び、大卒資格に加えて社会調査士などの資格取得も目指せます。
- 総合人間コース
- 社会福祉コース
- 精神保健福祉コース
社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験では、東京通信大学は通信制大学のなかで合格率No.1の実績を持っています(2023〜2026年厚生労働省発表資料より、4年平均実績)。福祉だけでなくITも学べる点が、多職種連携が求められる現場で強みになります。
東京通信大学では、大学説明会を随時実施中です。
興味のある方は、ぜひ以下のリンクをご覧ください。
またメールアドレスを登録していただければ、24時間いつでもどこでも最新パンフレットを見ることができます。「入学要項閲覧」「オンライン大学案内」など無料で閲覧できるので、ぜひチェックしてみてください。
オンラインの大学に関するよくある質問
オンラインの大学を検討する際によく挙がる、挫折・学位の価値・受講環境に関する3つの疑問にお答えします。
完全オンラインの大学だと、途中で挫折してしまわないか不安です
一人で画面に向かう時間が長いぶん、不安を感じるのは自然なことです。ただし、東京通信大学の履修継続率は94.4%と高い水準にあります。
その背景には、学習の進捗が一目でわかるシステム、教員への質問・相談ができる体制、そして1回約15分という続けやすい講義設計があります。「今日は15分だけ」でも前に進めるため、学習のリズムが自然と身につきます。
卒業証書や取得できる「学士(大卒資格)」は通学制と違いがありますか?
違いはありません。文部科学省の認可を受けた正規の4年制大学であれば、通信教育課程で学んだ場合も授与されるのは同じ「学士」です。
履歴書には「大学卒業」として制限なく記載でき、就職・転職、大学院進学、国家資格の受験資格などにおいても、通学制の卒業生と同等に扱われます。
入学にあたってパソコンのスペックや必要な通信環境はどれくらいですか?
特別に高性能なパソコンは必要ありません。インターネットに接続でき、一般的なWebブラウザが動作するパソコンとネット環境があれば受講できます。
スマートフォンやタブレットからも動画を視聴できるため、自宅ではパソコン、外出先ではスマートフォンといった使い分けも可能です。
- インターネットに接続できる環境(自宅のWi-Fiやモバイル回線など)
- 一般的なWebブラウザが動作するパソコン
- 動画視聴用のスマートフォンやタブレット(併用すると便利)
自分に合ったオンライン大学を選んで新しいキャリアを踏み出そう
オンラインの大学選びで大切なのは、「本当に通学ゼロか」「講義は続けやすい長さか」「学費と継続率は納得できるか」「学びたい分野があるか」の4点です。この4点を高い水準で満たすのが東京通信大学です。
オンラインの大学は、通学制と同じ「学士」を、生活を変えずに、抑えた学費で取得できる選択肢です。ただし「オンライン対応」という言葉だけで選ぶと、思わぬ通学負担や挫折につながることもあります。
この記事で挙げた4つのチェックポイントを、候補校それぞれに当てはめてみてください。そのうえで、通学不要で卒業でき、1回約15分の講義動画で続けやすく、1年目約27万円からの学費で学べる東京通信大学は、有力な選択肢になるはずです。
在学生の入学の動機で最も多いのは「学士号(大学卒業資格)の取得」で47.1%。10代から80代まで、6,072名の学生がそれぞれの目的を持って学んでいます。
まずは資料を取り寄せて、学べる科目や学費を具体的に確認するところから始めてみましょう。
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